東邦運輸の物語を紡ぐ
お疲れさまです。
本日は川幡が更新します。
昨日、帰宅途中のもうすぐ家に着くという場面で、通りすがりの猫と遭遇しました。
親子の猫でじっとこちらを見つめ、子猫が親猫に隠れたと思いきや、2匹揃って再びこちらを見てくる姿に、なんだか言葉が通じるようで、
「今年の梅雨は長いねぇ」、「猫社会だと、雨って人間と一緒でちょっと気分がブルーになるの?」とテレパシーを送ってみました(笑)
何気ない日常の中でも物語の扉が隠れている・・昨日の夜はそんなことを考えながら、眠りにつきました。
さて、物語といえば、最近は業務を通して社外では広い、社内では深い交流のお時間を頂戴し、後者では社史の取材で「東日本大震災」に際し、1つの物語を弊社ドライバースタッフからお聴きしています。
それは救援物資の輸送のストーリーになります。
東京の西多摩郡から宮城石巻までの物資の輸送において、津波で街がどんどん流されていく場所が目的地だと、覚悟を持って行ったドライバーが弊社には在籍し、その時の様子を現在社史に盛り込んでいます。
お話を聴くと、当時どんなに恐ろしかったことか、涙が出るほど心が苦しくなる一方、
「これまでの私の仕事の中で、救援物資のこの仕事が一番の誇りです」
そう語る後ろ姿から、このスタッフと同じ組織にいる喜びと、これらの事実を語り、伝える私の仕事も責任重大だと今一度気を引き締めております。
最後に、次の写真は当時東北へ行く際に発行されたもので、ご本人に承諾を得て紹介させて頂きます。
50年の歴史があるとたくさんの物語と出会うため、それをどう紡ぐか、この1年ベストを尽くして参ります。
川幡