物流豆知識~鉄道編
お疲れさまです。
「マスク」や「zoom」といった「新型コロナ・ウィルス」関連をおさえて、2020年のトレンド第1位に輝いたコンテンツを皆さんご存知でしょうか?
それは・・「鬼滅の刃」!
菅総理や宇宙飛行士の野口さんも主人公のセリフ「全集中」を引用し、ニュースになったほど今大人気の漫画です。
日本のソフトパワーだなと遅ればせながら川幡も3巻まで読み進めていますので、こちらのブログを読んでくださっている方で「鬼滅ファン」の方がいれば、その魅力をたくさん教えてください!
さて、先日のトラック協会の研修で「物流業論」からご紹介です。
「切れなかった4時間の壁」と題し、北海道新幹線が開通した2016年時点だと「東京-新函館北斗駅間は4時間2分かかる」という切り口でした。
「ふーん」と聴きつつ、理由は技術もしかりですが、ずばり物流!
青函トンネル内を時速260kmで走る新幹線が貨物列車とすれ違うと、風圧で貨物列車のコンテナを破損したり、コンテナを吹き飛ばして大惨事になりかねないと、トンネル内を抜ける時は時速140kmに減速する措置から切れなかったと解説を受けました。
アイコン写真はその時の資料を抜粋したもので、本州から北海道まで輸送シェア42%。
物流業界というと「トラックが誰よりも何よりも主役」と思っていましたが、予想以上にこの案件については鉄道のシェアが高く、さらに昔は52.6%を鉄道が輸送機関の比率に占めていたことにびっくり!(1955年の資料によるもの。自動車は11.7%)
初めて知ったり、理解することはわくわくする一方、俯瞰して物事を考えるのに印象的な講義内容だったため、こちらご紹介させて頂きました!
この研修では修了論文を書くと共に、プレゼンテーションも行うということで、今からテーマを何にしようか、学生時代とは違うプレッシャーと共に今はあるというところで、本日は終了したいと思います。
川幡