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記憶に残る仕事のその先に

お疲れさまです。

 

本日は川幡が更新します。

 

昨日、いつもお世話になっている同業者の方にお会いしてきました。

 

目的は他社の社史の参考のためで、お会いした方は史学科出身ということで、アカデミックな視点のご意見もお聞きしたいと思い、こちらお邪魔しました。

 

その中で、弊社も訪問先様も共通で加入しているネットワークの会社さんの社史の中で、女性の経営者がいらっしゃった事実にもうびっくり!

(私の勉強不足でもあり、お恥ずかしい限りですが)

 

戦時中も亡くなった旦那様の代わりに会社を切り盛りし、縄張り争いが激しいエリアで血気盛んな男性たちに一喝する姿は同姓からすると、

「かっこいい!」の一言。

 

国内で初めて「冷凍車」を導入した会社さんで、当時のアメリカ占領軍からオファーが来た際は「やろう、やりたい、やらなければならない」という想いをバネに猛勉強されたことをその社史で知り、会社は違えど、同業の先人にこうした女性がいたことはとても励みになりました。

 

「やろう、やりたい、やらなければならない」と三拍子そろうタイミングはなかなかないかと思われますが、その時までに一層精進し、世のため人のために力を尽くしていきたいと思います。

 

さて、社史=歴史ということで、昔の記録を現在目を通しており、このトラックは1996年(平成8年)、27期に導入しました!

 

 

トレーラーという車両で、トラックの中でも最も大きい車両になります。

 

免許も「大型免許」のさらに上をいく「けん引免許」が必要で、現在弊社のトレーラーは静岡と立川間を走行しています。

 

現在は男性のドライバーが専属で運転しておりますが、導入した当時はなんと20代の女性が運転していたということで、冒頭に戻るわけではありませんが、これまた「かっこいい!」の一言。

 

先代から「女性の登用」は弊社の経営戦略の柱であり、昨年発足した保育園もその流れを組むものになります。

 

改めて文字に起こすと女性としてはプレッシャー以外の何者でもありませんが、先代の創業者の考えを自分なりに学ぼうとして最近気づいたのは、

 

「いつなんどき、お世話になった方にも、初めて会った方にも、会社に関心がない方にも、“記録”以上に“記憶”に残る仕事をすること」

 

これがとても大切で、創業から先代と一緒に働いているスタッフ達の涙や笑顔を見ると、「女性の登用」はその方法論の1つにしか過ぎないと、いい意味で肩の力が抜け、的確な判断ができる気がしてきます。

 

昨日お邪魔した同業者の方に、「〇〇さんにとって歴史とは何ですか?」と質問したら、「いろいろな経験ができること」というお考えを教えて頂いたため、少しでも読みやすい工夫を行い、1人でも多くの読み手に自分がしたことがない「経験」を味わってもらい、こうした貴重な機会を与えてくれた先代に恩を返すべく、先代に代わってお世話になった全ての方に「ありがとう」を社史を通して、形に残したいと想います。

 

それでは、本日はこの辺で。

 

追伸

 

私は歴史好きですが、こうした作業ができるのも現場の方あってのことのため、昨年から引き続き行っている収支(損益)の集計など、数字も相棒に引き続き、「やろう、やりたい、やらなければならない」のイノベーションが現場に還元されることを目指して、精進して参ります。

 

川幡

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