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損益の計算から花を咲かせる?

お疲れさまです。

 

4月1日に入社する新入社員の皆さんが今月はアルバイトに来ており、昨日は同じフロアのスタッフが初出勤でした。

 

東邦運輸は新卒(大卒)採用を開始して11年目を迎えますが、来月入社する皆さんはコロナ禍での新卒第1期生ということで、その経験やご苦労が今後の糧になるよう、先輩として、仲間として一緒に働くことを楽しみにしている今日この頃です。

 

 

さて、弊社に入社して私もちゃっかり11年目になり、振りかえると「喜怒哀楽いろいろあったなぁ」ですが(笑)、「喜」のメイン業務の「損益の算出(荷主別・車両別)」があります。

 

 

アイコン写真は全日本トラック協会のHPで、昨年に発表された「標準的な運賃」を距離や拘束時間に応じて算出するシートがダウンロードできるようになっております。

 

「損益の算出=運送原価の算出」になり、このようなシートが出てきます。

 

 

 

運送原価を求める業務に携わった方は見慣れた表かと思われますが、算出方法を知らない方で数字が苦手な方は「げげげ!」と見るだけで業務に苦手意識が生まれるのではないでしょうか?

 

少なくとも私はその道を通り、今でもたまに「げげげ」ですが、誰もが自動で限界利益を算出できる資料の作成が現在私のミッションの1つにあり、今考えているのがフローチャート!

 

「Q1 長距離ですか?」

 

↓(YES)

 

「Q2 往復何日行程か確認しましたか?」

 

↓(YES)

 

「Q3 燃料費の単価の確認はしましたか?」

 

↓(YES)

 

「Q4 休憩時間と休息時間を明確にしましたか?」

 

↓(YES)

 

「Q5 (荷主交渉の際は)有料道路を使用する時間帯は日中ですか?」

 

一見「Todoリスト(上記例だと長距離版)」でもよさそうかと思われますが、わざわざ「フロー」にすることがポイントで、計算するのに数字を抑えるポイントを網羅する仕組みをアウトプットするのも面白いかなと考えています。

 

 

限界利益だけであれば、全ト協さんの資料を習うだけで十分かもしれませんが、全自動だと数字の異変に気付きにくくなるため、目下考案中です。

 

 

最後に、「喜」の業務とご紹介したのは、お世話になっている中小企業診断士の先生より、「計算できる人が社内では貴重な中、川幡さんが損益の算出ができるようになったことは会社にとって大きな前進なんだよ」というフィードバックが「自己満足ではないんだ」ととても大きな励みになり、新しいことへのチャレンジのお守りになっているため!

 

 

少数派でもコツコツと努力していれば報われる時が来て、その大事な芽をどう自分の個性で花を咲かし、冬を越えてまた春を迎えるか。

 

 

物流業界はまだまだ伸びしろがあるということで、今年の大河ドラマではありませんが、幕末の志士になったつもりで、従業員一同前を向いて歩んで参ります。

 

 

それでは、今週も後半戦がんばってまいりましょう!

 

 

川幡

 

 

 

 

 

 

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