「反省」と「改革」の名のもとに ~ご挨拶~
お疲れさまです。
『5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人』
「働き方改革」と久しく言われておりますが、最近こちらの本を読む機会がありました。
タイトル通り、「残業はほとんどしないドイツ人」と「残業しないと罪悪感を覚えやすいお国柄の日本人」を比較したもので、どちらがいい悪いではなく、過労で亡くなる方や自ら命を絶つ方が国際的に日本は多く、一方でドイツはある宗教の方を非人道的に扱ってきた歴史があるからこその「あえて非同調的に」働いている背景など、国境はあれど「人は何のために働くのか」という答えは万国共通なんじゃないかなと思った作品でした。(ちなみに、ドイツ人の「2週間のバカンス」はとても衝撃的でした。2週間休みを取りたいような・・取ったらその後が恐ろしいような・・。私も日本人ということでしょうか?)
「なんでそういった本を手に取ったの~?」(=読者の方の声 代弁)
なぜかと言いますと、この度異動になり、川幡は「広報・営業の業務」から「運行管理といった現場の業務」に従事することになったため、「働く」とは何か今一度じっくり考え、書店で目にとまったからです。
当たり前だと考えていたことが、このように本を読むと違う切り口を得られるなど、新しい環境に入ると「当たり前がそうでない状態」にも直面するかと思います。
その時に大事になってくるのが「反省」と「改革」のキーワード!
川幡は東邦運輸に10年しかいませんが、社史を編集した者だからこそこの発言が許されると考えており、会社の先人たちはこの2つを持って、会社を大きく成長させてきたため!
アイコン写真は弊社facebookより、50年の軌跡をイラストにしたもので、「反省」と「改革」をもって、トラックも進化すれば、輸配送エリアも拡大して参りました!
(イラストは拡大するとこちら↓)
時には粗く、時には悲しみ、苦しみ、そして痛みも伴ったこともありましたが、それでもこの2つが成長のカギになったと自信と責任をもって私は言えます。
できることは限られていますが、新しい環境でも先人たちの意思を受け継ぎ、いかに早く業務を覚えてそこに自分の個性を重ねていくか。
今から不安もありますが、楽しみでいっぱいです。
・・・ということで、ブログの舞台から本日をもって川幡は退きます。
しかしながら、4月からの新しいスタッフには困らない程度に(?)「ブログ、書いて書いて!」と内容をリクエストする気満々ですので、今度からは「この内容、裏で手を引いているのは川幡か?」という読み方もぜひお楽しみください!
それでは、10年間ご愛読ありがとうございました。
川幡