星の評価
お疲れ様です。
梅雨入りしたとか、していないとか。こころなしかジメジメした空気ですね。
物流・運輸業初心者の私は、業界ではこんなこともしているのかと
日々、いろいろな制度や取り組みを知っていっているわけですが、
本日、ご紹介したいのは、
「東京都貨物輸送評価制度」についてです。
採用の会社説明会で、このことについて説明することになったので、勉強しました!
すでにご存じという方もいらっしゃるかと思いますが、どうぞお付き合いください。
まず、この「東京都貨物輸送評価制度」の背景となるのが・・・
「グリーン・エコプロジェクト(GEP)」です。
東京都トラック協会では、エコドライブを推奨する取り組みをしています。
具体的には、
・CO2排出量削減対策
・燃費向上に伴うコスト削減や事故防止
・継続的なエコドライブ活動の推進
などがあげられます。
そこで東京都では平成24年度より、「自動車からのCO2削減対策」のひとつとして
「貨物輸送評価制度」の実施を開始しました。
エコドライブの取り組みをしている貨物運送事業者を実走行燃費で評価するというのは、世界初の試みのようです。
国連でも世界に向けて発信され、先進的な取り組みとして、世界からも注目を集めました。
審査は、以下3点からおこなわれます。
①ドライバーへの教育訓練・指導体制構築の状況
②燃費管理の状況
③燃費データベース構築の状況
このような星の数で評価を受けるのですが・・・
東邦運輸では2020年度、準2星(じゅんふたつぼし)の評価を受けることができました。
画像だと、左下のマークです。
この制度で評価を受けると、環境に配慮し、安全性にも優れた貨物運送業者であることの証となります。
数字で言いますと、東京都内の運送事業者5417社(2020年度)の内、星の評価を受けているのは346社ということで、6.3%にあたります。
パーセンテージで言われると、さらに「おお、すごいな・・・」と感じてしまうのは、私だけでしょうか
このような評価は、社内のモチベーションにも影響しますが、やはりお客様に知ってもらうことが一番ですよね
評価の認知が少しでも広がっていくことを期待します!
それでは、今日もお疲れ様でした。
mo