物流変革宣言

Physical Distribution

物を運ぶのがメインである運送、物流業は、「なくならない産業」と言われてきました。
例えばポケベルやレーザーディスクなど、大きな需要があった時代がまるで嘘のように、今はほぼなくなってしまったものもあります。
新しい商品や新しい形態が出てきたことで衰退し、最悪は消滅する産業も少なくありませんが、物を運ぶ仕事は人々の生活において必要不可欠なので、なくならないというのが、今までの考え方です。
しかし徐々に、そうとも言い切れない世の中になりつつあります。
例えば書籍や音楽・映画などに関しては、ダウンロードが普及するにつれて、売り場や個人に届ける商品の絶対数が少なくなります。
すると運送会社は少ない商品の物流を取り合うことになり、結果的に競争は激化していきます。
そのような競争から外れ、会社を存続させるためには、他社とは違うことをやって、東邦運輸の存在価値を、確立していかなければいけません。
物流会社として40年以上の長きにわたり培ってきたノウハウをベースに、生産や販売の分野にも参入するなど、新たなビジネスモデルも確立していきたいと考えています。

固定観念にとらわれない物流会社を目指して

運送、物流とは、文字通りモノを運ぶ仕事ですが、それしかやってはいけないわけではありません。
私たちが運ぶのは、基本的にはお客様の荷物です。
しかしそれだけではなく、自分たちのモノを運んで、自分たちで売ってもいいのではないか。
また、物流のシステムやノウハウを生かしたサービスを提供してもいいのではないか。
私たちが目指しているのは、固定観念にとらわれない新しい物流会社。
ただし「新しい」といっても、あくまでも物流をベースにした事業を展開し、畑違いのことはやりません。
40年間やってきた物流のノウハウがあるので、その土台の上に乗せていく、
これが「東邦チャレンジ」のコンセプトです。
現在、社内では様々なアイデアが活発に出ています。
例えば移動商店街や飲食店と提携して行う送迎サービスなど、物流や運送のノウハウを生かして、新規事業の開発を進めているところです。
また、当社は創業から40年、多摩地区を中心に事業を行ってきました。
その地域社会、住民の皆さんに対して貢献したいという思いもあり、地域の活性化に加えて、高齢者の雇用にも積極的に取り組んでいきます。
若い人から高齢者まで雇用することが、地域への貢献につながると考えています。

会社の理念に共感していれば年齢も性別も関係なし!

私たちは若手社員には、のびのびと働いてほしいと考えています。
彼らは社長である私抜きでも、様々なプランをどんどん生み出されるすことができるはずです。
昔からいる従業員や幹部などは、「社長がこう言ったらこうなる」
というのが分かりますが、新しい人たちには、それがありません。
このような新しさと、長きにわたって培ってきた信頼とが融合することで、
東邦運輸の新たな道も開けてくると信じています。
また、当社では女性の採用も積極的に行っています。
物流運送業は、どうしても男性中心の仕事なので、女性の採用を始めた時には、社外だけではなく社内でも、かなりの驚きがあったようです。
女性社員がいったい何をするのか、何をさせるのか、と。
その時にも、女性採用にかける思いや期待することを、しっかりと説明をしたら、皆が共感して「面白そうだ」と言ってくれました。

若い力で会社を、物流業界を変えてほしい

一緒に仕事をしたいのは、元気な人。
頭がいい、仕事ができるというのも大事ですが、まずは元気で明るいことが第一条件です。
また、私たちの理念やビジョンに共感していることも重要です。
当社は大手でもなければ、広く名前を知られてる会社でもありません。
今後も全国に展開したり、社名を広めたりということは考えておらず、目指しているのは、地域に貢献しながら社会の役に立つ会社になること。
その思いを忘れることなく、会社も成長していく必要があると考えています。
魅力ある業態ではないと思われている物流業を、若くて新しい感覚を生かして変えてほしい。
「物流なんて」と下に見られがちではありますが、本当に困った時には頼みどころになる産業です。
この可能性あふれる業態を私たちと一緒に、魅力ある業態に変えていこうという、大きな志をもった人を求めています。

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